大阪の阪急梅田駅の地下に広がる阪急三番街という専門店街は、ちょっとおしゃれにショッピングや飲食を楽しめる。
 いつも流れている歌がさわやかで気に入っている。ところが、“HAVE A NICE TIME HAVE A GOOD DAY" というリフレインの女性の声が、歌詞を案内所で貰うまでは、“泣かないで…”と余輩には聞こえていたのだ。何たる耳オンチ、思い込み?

 そもそもこのテーマソングは阪急電鉄の社長(小林公平氏)の作詞になり、島田歌穂さんが歌っているものだ。私のような輩でも聞くたびに何やらトキメキを感じて癒され、三番街に来たことをいつも意識させられる。
 
 ところで、高校野球がヒートアップしているなか、三番街の夏の宣伝ディスプレイに球児らしき集合写真が使われているのを見かけた。
 このファッション街とちょっと違和感が無きにしも非ずだが、夢を追う彼らの瞳に清々しさを感じてしまう。
 
 先の「川の流れる街で」の歌詞はずばり、
  
 ♪せせらぎの音に 耳かたむけて
  何を見つめる 美しい瞳
  素晴らしい恋が 生れるでしょう
  夢が叶うわ この街で
        DREAMING EYES 心秘めて
        ときめきのときを待つ
  ※HAVE A NICE TIME HAVE A GOOD DAY♪

とあり、球児の瞳や夢に重なる部分があって納得した次第。
 
 
               (2005年8月13日)
 
 

 
 
 
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