小唄・酒の秋田
創作句集 
 一. ハァ 朝にゃ米とぐな サテドッコイサト
    朝にゃ米とぐ 米とぎ水の アーラヨイヨイ
    白くながれて 雪となる
    サテ 秋田米の国 テサテ サテサテ 酒の国
    くんで行かんせ 一夜さは
    クマンセ ノマンセ サシタリ ツイダリ
 
 二. ハァ 蔵にゃもとするナ サテドッコイト
    蔵にゃもとする もとすり唄の アーラヨイヨイ
    櫂の調子に 夜が明ける
    サテ 秋田米の国 テサテ サテサテ  酒の国
    くんで行かんせ 一夜さは
    クマンセ ノマンセ サシタリ ツイダリ
 
 三. ハァ ふねには醪をナ サテドッコイサト
    ふねに醪を どっとくみ入れて アーラヨイヨイ
    ぎゅっとしめれば かねの水
    サテ 秋田米の国 テサテ サテサテ 酒の国
    くんで行かんせ 一夜さは
    クマンセ ノマンセ サシタリ ツイダリ

 四. ハァ 樽になる杉ナ サテドッコイサト
    樽になる杉 ふか雪育ち アーラヨイヨイ
    つめたお酒も 雪育ち サテ 秋田米の国
    テサテ サテサテ 酒の国
    くんで行かんせ 一夜さは
    クマンセ ノマンセ サシタリ ツイダリ
 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
小唄「酒の秋田」
 ヒトゲノムの分析で酒に強い、弱いを区別するDNAが判明しています。日本で酒に強い遺伝子を持つ人が多い地域は北海道、東北、九州、四国、沖縄であり、なかでも秋田は酒を飲める人が最も多い県であるとの調査結果が出ています。ちなみに、2位が岩手県、3位が鹿児島県となっており、逆に飲めない人が多い県は三重県、愛知県となっています。
 さすがに酒どころ秋田であり、小唄にも『酒の秋田』というのがあります。また、秋田民謡『おこさ節』にも「お前来るかと 一升買って待ってたよ アラオコサノサ あんまり来ないので コラヤノヤ 飲んで待ってたよ オコサデ オコサデ オントダネ」と、おおらかな酒の付き合いぶりが詠われています。          由 無
作詞 小島彼誰 作曲 中山晋平
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